吉岡拓という検疫所に務める国家公務員の地元大牟田の知人です。 彼は
大牟田市内の商業施設で万引きを繰り返しています。 彼の家は裕福でお
金に困っている様子はありません。 それなのに万引きに走る彼を見ると
怒りを抑えることができません。 彼の父は元経済産業省の官僚です。 
定年退職後は関係機関へ幹部として天下りし、 晩年は瑞宝双光賞という
勲章も授与されたと聞いています。 彼の姉も福岡県庁に務める公務員で
す。 大牟田市橘にある彼の家はとても立派な一軒家です。 そんなお金
に困ることのない公務員一家である彼が万引きを繰り返しているのを見
ると怒りが止まりません。 私は貧しい家庭の生まれです。 父は零細企
業で勤務し、経済的な理由から進学を断念せざる終えませんでした。 私
は小売業で働いていますが、給料は安くとても言えるような金額ではな
く、休みもほとんどありません。 国家公務員はとても給料が高く、しか
も休みもたくさん取れると聞いています、 そんな状況で少額の菓子類ば
かりを手慣れた様子で盗んでいく彼を見ると許すことができません。 私
はどんなに貧しくとも、犯罪に手を染めたことはありません。 それが人
間本来あるべき姿だと思います。 だからこそ、お金に困ってもいないの
に万引きに走る彼を許すことができません。 吉岡拓君、もし君がこれを
見ているなら今すぐ心当たりのあるお店へ謝罪へ来てください。 人とし
ての心まで捨てないでください。 もしこのまま反省しないようなら、君
のことを許せなくなります。 誠意ある対応を心より望みます。